この記事の要点

  • このページは 診断をするものではありません。診断ができるのは医師だけです
  • 不安自体は自然な反応。「強すぎる・長く続く・生活に支障」が相談の目安
  • 不安障害は、治療で症状が大きく和らぐことが多い状態。我慢し続けなくていい

診断しない

医師に相談を

支障が目安

強い・長い・困る

治療で和らぐ

抱えない

まず、今できること

強い不安に飲み込まれそうな時は、まず 吐く息を長くする呼吸で、体の高ぶりを下げて みてください。4-7-8呼吸法のように、吐く息を長くすると、不安で速くなった鼓動が少し落ち着きます。不安をゼロにするのではなく、波をやり過ごすイメージです。

不安障害とは(一般的な知識)

不安障害は、 不安や恐怖が強すぎたり長く続いたりして、生活に支障が出る 状態の総称です。全般性不安症、社交不安症、パニック症など、いくつかのタイプがあります。

  • 理由に比べて不安が大きい: 「考えすぎ」と分かっても止められない
  • コントロールが難しい: 心配が次々に湧き、抑えられない
  • 身体症状を伴う: 動悸・息苦しさ・めまい・不眠・緊張
  • 生活への支障: 仕事・外出・人付き合いを避けるようになる

普通の不安との境目は曖昧で、自己判断は難しいものです。 つらさが続くなら、専門家に整理してもらう のが安心です。ここに書いたのは一般的な知識で、診断ではありません。

やらない方がいいこと

  • 「気の持ちよう」で、不安を力ずくで抑え込もうとする
  • 不安だからと、外出や人付き合いをすべて避ける(回避は不安を強める)
  • 「自分は心配性なだけ」と、つらさを長く我慢する
  • カフェインやお酒で、不安を紛らわせ続ける

受診を考える時の、4ステップ

  1. 不安の出方を記録する

    所要5分

    書き出すツールで、どんな時に・どんな身体症状が出るかを記録します。受診時に医師へ伝える材料になります。

  2. 不安の傾向を整理する

    現在地を知る

    不安タイプ診断で、自分の不安の傾向を整理します。あくまで目安ですが、相談の手がかりになります。

  3. 呼吸とグラウンディングを身につける

    対処の手札

    呼吸法グラウンディングを平時に練習しておくと、不安の波が来た時に対処しやすくなります。

  4. 専門家に相談する

    治療で和らぐ

    生活に支障が出ているなら、受診ガイドを参考に心療内科・精神科へ。治療で大きく楽になることが多い状態です。

やらなくていいこと

不安をゼロにしなくて大丈夫。波をやり過ごせる手札を持ち、つらい時は頼る。それで十分です。
  • 不安を、完全になくす
  • 自分で病名を確定させる
  • つらさを、一人で我慢し続ける

少し落ち着いたら考えること

漠然とした不安にはなんとなく不安な時に、発作を伴うならパニック症かもしれないと思ったら、人前の不安が強いならあがり症・人前で緊張する人へも参考にしてみてください。

相談・受診の目安

ひとつでも当てはまるなら、一人で抱えないでください。相談窓口受診ガイドを参考に。「消えたい」気持ちが強い時は危険サインの確認へ。