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受診ガイド

心療内科・精神科を考えはじめたら

行くか迷っている、行ってみたいけれど不安、そんなときに読むページです。

心療内科と精神科は、何が違う?

ざっくり言うと、心療内科は「ストレスで体に出ている症状」を、精神科は「気分や考え方の不調」を中心に診ます。 実際は重なる部分が多く、どちらに行っても症状を聞いて適切に対応してくれます。 まずは「行きやすい方」「予約が取れる方」で大丈夫です。

クリニックの選び方

  • ・通いやすい場所(続けて行ける距離か)
  • ・予約の取りやすさ(初診まで2〜4週間かかる所も)
  • ・初診の予約方法(電話のみ/Web予約あり)
  • ・口コミは参考程度に。合う・合わないは個人差が大きい
  • ・最初の医師が合わなければ、変えていい

初診に持っていくと良いもの

  • ・保険証
  • ・本人確認書類(運転免許証など)
  • ・お薬手帳(他の薬を飲んでいる場合)
  • ・症状と経過を書いたメモ(下の「問診メモのテンプレ」参照)
  • ・付き添ってくれる人(可能であれば)

初診で聞かれること

  • ・どんな症状が、いつから出ているか
  • ・きっかけだと思う出来事
  • ・睡眠・食欲の状態
  • ・仕事や学校への影響
  • ・自分や他人を傷つけたい気持ちの有無
  • ・既往歴、家族歴、服用中の薬

うまく話せなくて大丈夫です。メモを渡しても構いません。

受診を決められないときは

  • ・まずは相談窓口に電話してみる
  • ・かかりつけの内科で相談してみる(紹介状を書いてもらえることも)
  • ・地域の保健所・保健センターも相談を受けています

問診メモのテンプレ

診察室でうまく話せなくても、書いたものを渡せば伝わります。埋められるところだけで構いません。

いつから
例) 3か月前の異動のあたりから
どんな症状
例) 寝つけない / 朝起きられない / 動悸 / 涙が出る
一番つらいこと
例) 朝、体が動かず出勤できない日がある
睡眠
例) 寝つくのに2時間 / 4時に目が覚める
食欲
例) 食べられない日がある / 体重が3kg減った
生活への影響
例) 欠勤が月2回 / 家事ができない
きっかけと思うこと
例) 部署異動、家族の介護が始まった
飲んでいる薬
例) 市販の睡眠改善薬を週3回

費用の目安

健康保険3割負担での目安です。実際の金額は医療機関や行われる検査によって変わります。

  • ・初診: おおむね2,000〜5,000円程度(心理検査などが入るとさらにかかります)
  • ・再診: おおむね1,500〜3,000円程度
  • ・診断書などの文書料: 保険適用外。数千円かかることがあります

自立支援医療(精神通院医療)

継続的な通院が必要と判断された場合に、自己負担が原則1割に軽減される公的な制度です。 申請はお住まいの自治体の窓口で行い、医師の診断書が要ります。 通院が続きそうなときは、主治医に相談してみてください。

よくある質問

心療内科と精神科、どちらに行けばいいですか?
重なる部分が多いため、どちらでも症状を聞いて対応してもらえます。迷う場合は「通いやすい方」「予約が取れる方」で選んで構いません。身体の症状が強いときは、他の病気を確かめる意味で内科が先になることもあります。
初診はいくらくらいかかりますか?
健康保険3割負担で、初診はおおむね2,000〜5,000円程度が目安です(検査が入るとさらにかかります)。医療機関や実施される検査によって差があるため、予約時に確認すると安心です。
通院が続くと費用が心配です
継続的な通院が必要と判断された場合、自立支援医療(精神通院医療)という制度があり、自己負担が原則1割に軽減されます。申請はお住まいの自治体の窓口で、医師の診断書が要ります。まず主治医に相談してみてください。
うまく話せる自信がありません
話せなくて大丈夫です。書いたメモを渡すだけでも診察は進みます。このページの問診メモのテンプレをそのまま書き写して持っていく形でも構いません。
薬を出されるのが怖いです
受診したからといって、そのまま服薬になるとは限りません。処方の判断は医師が本人と相談しながら行います。薬に不安があること自体を、その場で伝えて構いません。
会社や学校に知られませんか?
受診の事実が医療機関から職場や学校に伝わることはありません。診断書を提出する場合は本人の判断です。健康保険の利用記録が扶養者に見える形で届く場合はあるため、気になるときは受付で相談してみてください。

※ このページは医療情報の概略であり、個別の診断・治療方針を示すものではありません。 費用や制度の詳細は、医療機関やお住まいの自治体の窓口でご確認ください。