この記事の要点

  • 夜の不安は、頭が静かな時間に脳が「処理し残し」を始めるから起きやすい
  • 布団の中でできるのは、呼吸・書き出し・「眠ろうとしない」の3つ
  • 眠れなかった夜が1日くらいあっても、命にも仕事にも大きな問題はない

3つ

布団でできる手順

1分

まず試す呼吸

OK

眠れない夜があっても

まず、今すぐ試せること

いま布団の中でこれを読んでいるなら、まず4-7-8呼吸法を1サイクルだけやってみてください。4秒吸って、7秒止めて、8秒吐く。3回くらい繰り返すと、体が「今は休む時間だ」と気づきはじめます。

夜になると不安が強くなる理由

日中は仕事や人とのやりとりで意識が外に向いているので、不安は脇に追いやられています。夜になって周りが静かになると、脳が処理し残した思考を整理しはじめます。それが「明日のこと」「失敗の記憶」「これからのこと」として浮かびあがってくる、というのが夜の不安の正体です。

やらない方がいいこと

  • SNSやニュースで気を紛らわす(刺激が増えてさらに眠れなくなる)
  • 時計を何度も確認する(「あと○時間しか眠れない」が新しい不安になる)
  • 「眠らなきゃ」と気合いを入れる(緊張で逆に目が冴える)
  • 明日のことを「今のうちに考えておく」(夜の判断は信頼度が低い)

布団の中でできる3つ

  1. 呼吸でいったん体を落とす

    3分

    4-7-8呼吸法を3分。スマホを枕元に置きたくない場合は、心の中で「すー・とまる・はー」とリズムを取るだけでも十分です。

  2. 頭の中身を一度、外に出す

    2〜3分

    枕元にメモがあれば、頭に浮かんでいるものをそのまま書きます。電気をつけたくない場合は、不安を書き出すツールでもOKです。「明日やる気になったらやる」と書き出して終わりにします。

  3. 「眠ろうとしない」と決める

    ずっと

    眠ろうと頑張るほど目が冴える、というのは多くの人に共通します。「眠れなくても、横になって目を閉じているだけで体は休まる」というのが医学的にも知られている事実です。眠ろうとせず、ただ横になっておくと決めるだけで、緊張がほどけます。

今夜、やらなくていいこと

  • 明日のスケジュールを確認する
  • 未読のLINEを見る
  • 「明日大丈夫かな」をちゃんと結論を出す
  • 「ぐっすり寝なきゃ」と思う

明日以降に試したいこと

眠れない夜が何度も続くなら、夜単体の対策よりも、日中の不安の量を減らす方が効きます。 自分の不安タイプを把握しておくと、合うセルフケアを選びやすくなります。

相談したほうがいいサイン

ひとつでも当てはまる場合、心療内科や内科で「眠れないこと」を相談する目安です。受診ガイドを参考にしてください。