この記事の要点

  • 夜の自分は、明日の重要度を実際の3〜5倍に感じている
  • 「最悪のシナリオ」を1つだけ書いておくと、頭が静かになる
  • 夜の判断で大事なことを決めない

3〜5倍

夜は重く感じる

1つ

最悪シナリオを用意

朝に渡す

判断は後回し

まず、今夜できること

いま布団でこれを読んでいるなら、まず1分だけ4-7-8呼吸法を試してください。明日のことを考え続けながらでもOKです。呼吸に意識を100%向ける必要はなく、片足だけでも乗せるイメージで。

そのあと、明日のことを「準備として」考えるのは止めて、「整理として」だけ扱うようにします。

なぜ明日のことが、夜になると重くなるのか

人の不安は、時間帯によって感じ方が変わります。夜は判断力が落ち、感情(特に否定的な側)が強くなる時間帯。日中は「まあ、なんとかなる」と思えていたことが、夜には「絶対無理だ」に変わるのは、よくあることです。

夜の自分は、明日の重みを実際の3〜5倍に感じている。

つまり、夜の頭で出した結論は、信頼度が低い。「明日が怖い」と感じていても、その「怖さ」は、夜の脳が増幅した数字である可能性が高いです。

「最悪のシナリオ」を1つだけ、用意する

「明日が怖い」とき、たいてい頭の中で複数の最悪シナリオがぐるぐる回っています。これを止めるには、1つだけ書き出して、対処を用意するのが効きます。

例(プレゼンの場合):

  • 最悪シナリオ: 質問されて、答えられない
  • その時の対処: 「すみません、確認してあらためてお答えします」と言う

これだけで、頭は「対処は決まった」と判断して、いったん休もうとします。完璧な対処でなくてOK。「何かは言える」と決まっていることが大事です。

やらない方がいいこと

  • 明日のシミュレーションを、何度も繰り返す
  • SNSで「明日 プレゼン 怖い」と検索する
  • 夜に資料を完璧に作り直そうとする
  • 「眠らないと明日ダメだ」と気合いを入れる(緊張で目が冴える)

布団の中での、3ステップ

  1. 呼吸を整える

    1〜3分

    4-7-8呼吸法。考えが浮かんでも、また呼吸に戻る。

  2. 最悪シナリオと対処を、1セットだけ書く

    3〜5分

    枕元にメモか、書き出しツールで1セットだけ。複数書きたくなっても、1つに絞る。

  3. 「明日の自分に渡す」と決める

    手放す

    「これ以上は、朝の自分が考える」と心の中でつぶやく。あとは目を閉じて、眠ろうとせずに横になる。

今夜、やらなくていいこと

  • 明日のタイムスケジュールを、念入りに確認する
  • 明日の服を、何度も選び直す
  • 「これで失敗したらどうしよう」を、最後まで考え抜く
  • SNSで応援を集めようとする

相談したほうがいいサイン

心療内科で「予定の前夜になると、眠れないほど怖くなる」と伝えれば、相談として成立します。受診ガイドを参考に。