この記事の要点
- 受験期のプレッシャーは、誰にでもある
- 「眠らずに勉強」は効率を下げる。睡眠は勉強の一部
- 「落ちたあとの選択肢」を1つ用意しておくと、頭が軽くなる
睡眠
勉強の一部
6〜7h
最低限の目安
1つ
落ちた後の選択肢
眠れない夜の対処
受験期に眠れないのは、ほとんどの受験生が経験すること。「眠れないと明日の勉強が…」と思うほど、目が冴えます。
まず試したいのは、4-7-8呼吸法を3回。それでも眠れないときは、「眠らなくても、横になっていれば体は休まる」と決めてしまう方が現実的です。
プレッシャーとの、付き合い方
受験期のプレッシャーは、消そうとしても消えません。むしろ、ある程度のプレッシャーがあることで、集中力が出るという面もあります。問題は、それが過剰になって動けなくなること。
過剰になりやすいのは、こんな考え方をしているとき:
- 「これに落ちたら、人生終わり」
- 「親の期待に応えなきゃ」
- 「友達はもっと頑張っている」
- 「ここまで来て、ダメだったらカッコ悪い」
これらは全部「自分の存在価値」と「受験の結果」を結びつけている言葉です。実際は、合否は人生の1つの分岐点でしかなく、価値の判定ではありません。
勉強時間と効率の関係
「もっと時間をかけなきゃ」と思って、睡眠を削っている人ほど、効率は落ちている可能性が高いです。
- 睡眠5時間で8時間勉強 よりも 睡眠7時間で6時間勉強の方が、成果が出やすい
- 疲れた頭での記憶は、定着率が下がる
- 15分の仮眠は、1時間の追加勉強より効くことがある
睡眠は、勉強をサボることではなく、勉強の一部。
やらない方がいいこと
- SNSで「合格しました」報告を、検索する
- 同級生と勉強時間を、毎日比較する
- カフェイン・エナジードリンクで眠気を抑え続ける(動悸が出ると勉強できなくなる)
- 夜中まで模試の結果を、見返し続ける
「落ちたら」のシナリオを、1つ用意する
直視したくないかもしれませんが、これがプレッシャーを軽くする一番効く方法です。
頭の中で「落ちたら終わり」がぐるぐる回っているとき、それは「終わり」の内容が決まっていないから逆に大きく感じる。具体的にすると、意外と「ああ、それなら何とかなる」が見えてきます。
例:
- 第一志望に落ちたら → 第二志望でも、得たい学びはたいてい得られる
- 全部落ちたら → 浪人 / 別の進路を1年かけて見直す、という選択肢がある
やらなくていいこと
- 合格者の体験談を、片っ端から読む
- 「絶対合格する」と毎日宣言する(プレッシャーが増す)
- 友達との連絡を、完全に断つ(孤立は不安を強める)
- 合格を、自分の価値証明に使う
相談したほうがいいサイン
受験勉強より、回復が先です。スクールカウンセラー、保健室、信頼できる大人へ。難しければ相談窓口(チャイルドラインなど)を頼ってください。