ツール / 呼吸
呼吸タイマー
つらいときに、まず体から落ち着かせる方法です。1分でも効果があります。
4-7-8呼吸法
4秒吸う / 7秒止める / 8秒吐く
副交感神経を優位にする呼吸法。眠れない夜や強い不安のときに。
おすすめのとき: 入眠前、強い不安
ボックス呼吸
4-4-4-4
4秒ずつ均等に吸う・止める・吐く・止める。整える呼吸。
おすすめのとき: 集中したい、落ち着きたい
ロング呼気
4秒吸う / 6秒吐く
吐く時間を吸う時間より長く取ることで、副交感神経が活性化します。
おすすめのとき: 日中のリセット、緊張ほぐし
片鼻呼吸
片鼻ずつ交互に
ヨガ由来。右手親指で右鼻を押さえて左鼻から吸う、左鼻を薬指で押さえて右鼻から吐く、右鼻から吸う、左鼻から吐く、を1サイクル。左右の切り替えがシンプルな集中を作ります。
おすすめのとき: 頭が散らかった時、軽いリセット
ため息呼吸
2回吸って長く吐く
生理的ため息(physiological sigh)。鼻から大きく吸って、肺を満たすように2回目の短い吸気を重ね、口から長く吐ききる。1〜3回で即効性があると報告されています。
おすすめのとき: パニック直前、即効でクールダウンしたい時
体調が悪いとき、めまいや頭痛があるときは無理せず中断してください。
どの呼吸法を選ぶか
呼吸法は、吐く時間を吸う時間より長くすることで、体の緊張がゆるみやすくなる方向を利用しています。 型の違いは、注意をどこに置くか(数える・止める・ため息をつく)の違いだと考えてください。 合う型には個人差があります。ひとつ試して合わなければ、別の型に変えて構いません。
いま緊張が高い
吐く時間を長くするタイプ(ロング呼気)から。吸う側を意識すると、かえって息苦しくなることがあります。
頭が回って止まらない
数を数える形のもの(ボックス呼吸)が向きます。数える対象があると、注意の置き場所が決まります。
眠る前に使いたい
4-7-8のように吐く時間が長い型が使われます。眠るためというより、速度を落とすために使ってください。
人前で目立たずに
ため息呼吸なら、動作としては自然です。会議前や電車内でも使えます。
共通のコツ
- 深く吸おうとしないでください。吸う量を増やすより、吐く時間を延ばすほうが体はゆるみやすくなります。
- 回数より秒数の比率です。きつい場合は全体を短くして、吸う:吐くの比だけ保ってください。
- 1分でも構いません。長く続けることより、つらい場面で思い出せることのほうが役に立ちます。
- めまいや頭痛が出たら、すぐにやめて普通の呼吸に戻してください。
- 発作の最中は数えるのが難しくなります。その場合は、吐く息だけに注意を向ければ十分です。