しおり

ツール / 書き出し

ABCモデルワーク|出来事と感情を分けて整理する

同じ出来事でも、間に挟まる「信念」によって感情の結果は変わる。アルバート・エリスの論理療法(REBT)の枠組みを使って、自分の反応を分解します。

書いた内容は あなたの端末の中だけに保存 されます。次に開いた時、同じページで続きから見られます。サーバーには送信されません。

保存中のもの一覧は マイページ から見られます。

Aきっかけ(Activating event)

事実だけを短く。「上司にメールを返してもらえなかった」など。解釈は含めない。

B信念・解釈(Belief)

その出来事を見て、頭の中に浮かんだ言葉。「無視された」「嫌われた」など。

C結果としての感情・行動(Consequence)

感情(不安/怒り/落ち込み)と、その後の行動(返事を待ち続けた等)を書く。

D信念への反論(Dispute)

Bが本当に唯一の見方か?他の解釈はあるか?「忙しかっただけかも」など。

E新しい感情・効果(Effect)

D を踏まえて、いまどう感じるか。少しでも違っていれば成功。

ABCモデルワーク|出来事と感情を分けて整理するとは

ABCモデルは、心理学者アルバート・エリスの論理療法(REBT)の基本枠組みです。私たちは「出来事(A)が直接、感情(C)を生む」と思いがちですが、実際にはその間に「信念・解釈(B)」が挟まっています。同じ出来事でも、Bが変われば結果は変わる。そこでBに反論(D)を加えると、新しい感情(E)が生まれます。「出来事のせい」ではなく「解釈のクセ」に気づくことで、自動的なつらい反応をゆるめられます。

やり方

  1. 1A:きっかけとなった出来事を、事実だけ書きます。
  2. 2B:その時に頭に浮かんだ信念・解釈を書きます。
  3. 3C:結果として生じた感情・行動を書きます。
  4. 4D:Bが唯一の見方か?他の解釈はないか、反論を書きます。
  5. 5E:Dをふまえて、今どう感じるか(新しい感情)を書きます。

こんな時に

  • 出来事に過剰に反応してしまったと感じた時に
  • 「〜すべき」という考えで、自分や他人を責めた時に
  • 怒りや落ち込みの「考え方の元」を見直したい時に
  • 同じパターンで繰り返し感情が乱れる時に

続けるコツ

  • AとBを混ぜないのがコツ。Aは「事実だけ」を書きます。
  • Dは完璧な反論でなくてOK。「別の見方もある」で十分です。
  • 「すべき思考」が強い時に特に効きます。
  • 思考記録表より枠がシンプルなので、慣れない人にも向きます。

よくある質問

ABCモデルとは何ですか?
アルバート・エリスの論理療法(REBT)の枠組みで、出来事(A)・信念(B)・結果(C)に分けて感情の仕組みを捉えます。間に挟まる信念に気づき、反論することで反応をゆるめます。
思考記録表との違いは?
どちらも認知行動的なワークですが、ABCモデルは「出来事→信念→結果」の因果に注目し、特に『すべき思考』の見直しに向きます。思考記録表はより詳しく気分の変化まで追います。
AとBの区別が難しいです
A は「カメラで撮れる事実」、B は「あなたの頭の中の解釈」です。「無視された」は解釈(B)、「返信が来なかった」は事実(A)、のように分けます。