この記事の要点

  • 「自分が悪い」と思わされ続けるのは、 支配の一部であることがある
  • 暴力だけでなく、言葉・経済・精神面の支配もモラハラ・DVに含まれる
  • あなたが我慢して解決する問題ではない。 安全を最優先に、第三者を頼る

あなたは悪くない

支配の一部

暴力以外も

言葉・経済・精神

安全が最優先

第三者を頼る

まず、知ってほしいこと

相手の言動で「自分が悪いのかも」と繰り返し思わされているなら、まず 「それはあなたのせいではないかもしれない」 ということを知ってください。相手を怒らせないように常に気を張る、萎縮する、自分の感覚が信じられなくなる——こうした状態は、支配的な関係の中で起きやすいものです。

モラハラ・DVのサイン

DV(ドメスティック・バイオレンス)やモラハラは、身体的な暴力だけを指すものではありません。次のようなものも含まれます。

  • 精神的: 暴言、人格否定、無視、脅し、「お前が悪い」と思わせ続ける
  • 経済的: お金を渡さない・管理する、働くことを妨げる
  • 社会的: 友人・家族から引き離す、行動を監視・制限する
  • 身体的・性的: 殴る・物を投げる、意に反する行為の強要

これらは 「ふたりの問題」ではなく、する側の問題 です。一人で抱えず、状況を第三者に話すことが、安全への第一歩になります。

やらない方がいいこと

  • 「自分が我慢すれば」と、一人で抱え込み続ける
  • 相手を変えようと、正面から説得しようとする(逆上の危険)
  • 身の危険がある状況で、無理にその場で対決する
  • 証拠や記録を、まったく残さないままにする

自分を守る、4ステップ

  1. 安全を最優先に確保する

    身の危険がある時

    暴力の危険がある時は、その場での対決を避け、安全な場所に離れることを最優先にします。危険が差し迫っているなら、迷わず110番を。

  2. 起きたことを記録する

    できる範囲で

    日時・言われたこと・されたことを、メモや写真などで残しておくと、後で相談・手続きをする時の助けになります(安全にできる範囲で)。

  3. 自分を責める気持ちをゆるめる

    支配から抜ける

    「自分が悪い」と思わされてきたなら自分を責めてしまう時にも参考に。あなたの感覚は、間違っていません。

  4. 専門の相談窓口に話す

    一人で決めない

    DV相談ナビ「#8008(はれれば)」や配偶者暴力相談支援センターなど、専門の窓口があります。離れる・離れないを含め、一人で決めず相談してください。

やらなくていいこと

相手を変えようと、頑張らなくて大丈夫。まず、あなた自身の安全と心を守ることが最優先です。
  • 相手の機嫌を、完璧に取り続ける
  • 「自分さえ我慢すれば」と耐える
  • 一人で、関係をどうするか決めてしまう

少し落ち着いたら考えること

親との関係に同じ苦しさがあるなら親との関係がしんどい時に、自分の気持ちを取り戻したいなら自分軸で生きるにはも参考に。今すぐ苦しい時は緊急セルフケアへ。

相談先・緊急時

あなたの安全が、何よりも大切です。相談窓口に、無料・匿名で相談できます。心身の不調が続くなら受診ガイドも参考に。「消えたい」気持ちが強い時は危険サインの確認へ。